Letter
2020年09月11日
完全にこの装丁に惹かれて購入しました。昔のレコードでいう所のジャケ買いですね。
読んでみると、誰かの独り言をずーっと聞いているような、そのうち独り言の主が気になってきて、どんな人なんだろう、会ってみたい、話してみたい、と文章より本を書いた人の個性が気になってくる、そんな本でした。
本を紹介するとき、どんな本でざっくりどんな話で、と書くことが多いと思うのですが、この装丁からして開けてみないと何の本なのかよくわらない。そこも大切な要素なのかもしれないので、内容についての紹介はやめておきます。ただ私の感想だけにしておきましょう。
一気に読むよりは、休みの午前中にぽつりぽつりと読みたい本。そんな感じです。でもきっと読み終わってもずっと手元に置いておくと思います。