「小作」のかぼちゃほうとう
長野県諏訪市にある「甲州ほうとう 小作」に行ってきました。ほうとうって太すぎるうどん、というイメージだったのですが、まあまちがってはいなかったかもしれませんが、うどんと違うのは麺の溶け具合かもしれない、と思っています。
「すいとん」をご存知の方は、すいとん(汁名でしょうか)に入る小麦粉を練ったものが煮込まれた結果、小麦粉だんごの周囲が汁をたっぷり吸って少々溶けかかった感じになるの、おわかりでしょうか。おでんの「ちくわぶ」も煮込むと似た感じになりますよね。あの溶けかかった感じがほうとうにはあるのです。そしてそこがまた美味しい。小麦粉だんごやちくわぶほど溶けてはいないのですが、しかも麺自体はしっかりしているのでぶちぶち切れる事もありません。
ほうとう専門店で食べ比べをしたわけではないのですが、確かに小作のほうとうは美味しかったです。有名なだけあるなあと思いました。お店の雰囲気も良いですよね。田舎の民家みたいな雰囲気。店内は畳敷きのお座敷で、囲炉裏もありました。
こちらがチョイスしたかぼちゃほうとう。巨大かぼちゃがゴロゴロ。お味噌ベースのスープで山菜やきのこもたっぷり。具沢山でかなり満腹になります。スープの味は濃いめ。でもスープまでしっかりいただいてしまいました。他にも豚肉のほうとうや、猪肉、馬とかもあったかな。次回は猪にチャレンジしたいと思います。広い店内はかなり賑わっていましたが、ほうとう専門店なのでみなさんほうとうを食べています。当たり前ですが気になったのは、鍋は直火にかけた感があるので、厨房にコンロはいったいいくつあるんだろう・・・という事。コンロの数を想像しながら美味しいほうとうをいただきました。
サイドメニューもいろいろありましたが、ワカサギフライをチョイス。サクサクしててふっくら。こちらもとても美味でした。ぜひまた行きたいお店です。